2011年3月11日東北地方に震災が起きたとき、アメリカではリチャード・バンドラー博士のトレーナーコースを開催中でした。夜が明けてすぐに、米国NLP協会のジョン・ラバーユ会長とキャサリン・ラバーユが、日本からの30人余りの参加者に対してミーティングを企画しセミナースタート前に開いて下さいました。
リチャード・バンドラー博士も、夜の勉強会にサプライズで訪れて、メッセージを下さいました。
世界各国のトレーナー達が、次々とメッセージを送って下さったものが視聴できます。
Dr.Richard Bandler 2011年3月15日撮影
日本の友人の皆さん
今この時期、皆さんは大きな責務を担っています。私から学んだスキルを使って、人々の恐れを減らし、悪い記憶を乗り越えさせ、人々がお互いにケアをし合えるようにすることです。
ご存知のように、今回起こったことは、ひどい惨事ですが、ここで心しておきたいことは、あなた方が未来に向かい前向きになるのが早ければ早いほど、あなたが人々をケアすることが早くできるようになり、また、あなた方が、皆が暖かく、お腹が満たされ、乾いたところにいられることを確実にする(生存や健康のための必要性が満たされていること)ことが早ければ早いほど、人々はそれぞれの普段の生活に戻れるようになります。
誰にとっても悪い記憶が未来にあることは役に立ちません。それらを小さく縮小して、パッと過去に置きましょう。私たちは皆それをどうやったらいいのかがわかっていますね。PTSDは短期間のシンドロームに終わらせるべきもので、長く持ち続けるものではありません。ですから、皆さんはこのケアをするのです。
私は皆さんを頼りにしていますよ。日本の国の皆さんすべてのことをお祈りしています。飛行機に乗って近くまで行くあなた方のことも祈っています。
ありがとう。
Dr.Richard Bandler